放浪者の日記

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観察日記
クニーの人間観察日記です。
口が悪くてすみません。
このブログがPL口調なのもそのためです。
4日目

日記だと?
なぜオレがそんな面倒なものを書かなきゃいけないんだ…。
まあいい、この島で出会った人間観察日記でもつけてやるか。

まずはそうだな…アカネからいくか。
オレと同じハーフエルフで歳の頃は20歳前後といったところか。
屈託のない笑顔とまだ幼さを残す琥珀色の瞳のせいか、
実際よりも若干下に見られるだろう。

この世界には未だに人とエルフが共存する国が存在するらしい。
しかもアカネはその国の王女だという。
知らぬ仲ではないとはいえ、そんなことを気軽に打ち明けるとは
人がいいのか世間知らずなのか…。

髪は焦げ茶で、長い髪を一度後ろで結んでふわりと持ち上げた後、
編み込んで垂らすという特殊な髪型をしている。
今はいいが、今後セットするのに時間がかかりそうだな。

服装は鮮やかな黄色とオレンジ色の布を胸と腰にまとい、
その下に若草色のタイツを履いた踊り子のような格好だ。
表情とは異なり、その肉体は歳相応の成熟を見せている。
この姿で舞を披露すれば男ならずともその魅力に惹きつけられることだろう。

これから得体の知れぬ遺跡で財宝探しをするには些か軽装だが、
アカネの元に届いた招待状は主催者から直接送られた物ではなく、
人づてに伝わり文面が改変された代物だったそうだ。
アカネはそれを読んで舞踏会か何かと思い込んでこの島まで来たという。
つくづくお人好しなお姫様だな。

身に着けた装飾品は一見イミテーションのようだが
さすがは王族といったところか、どれもそれなりに価値のある物のようだ。
特に目を引いたのは腰に下げた抜身のダガーで、
金色に煌く刀身は、黄金のそれに違いない。

こんなお姫様が海千山千の冒険者の中でやっていけるものだろうか。
招待者の中には人を襲うことを至上の快楽とする輩もいるようだしな。

まあ、しばらくはオレが護衛してやろう。
ここで親しくなっておけば島から出た後でアカネの国にも恩を売れるだろう。
アカネこそこの遺跡に眠るという財宝や宝玉より
確実かつ現実的な"お宝"なのかもしれないな。


5日目

次はロジュだな。
ヤディカ=マハル族とかいう舌を噛みそうな部族の小娘だ。
明るい橙色のクセっ毛に日に焼けた小麦色の肌、
深い碧の瞳は好奇心旺盛な子供そのものだ。
2年前に会った時よりいくらか成長したようがまだまだガキだな。

もともと文化レベルの低い部族だったようで
今はだいぶマシになったが当時は共通語もままならなかった。

そのなんとか族の住む島は2年前に人狩りに襲われ、
ロジュを残して全滅したらしい。
以前会った時はその復讐しか頭になかったが、
その後妹が生きていることを知り考えを改めたという。

身なりも気にするようになったようだな。
前は獣の皮をなめしたものを胸と腰に巻いただけだったが、
今はその上に毛皮をあしらっている。
身の丈の半分程もある斧は相変わらずだが、
石を加工して作った装飾品も身につけている。

これはあれだな。
ロジュの傍らにいるあの男、ジャファルの影響だろう。
2年前は犬の姿をしてロジュの傍にいた。

情緒不安定だったロジュが捨て鉢になり、
妙な気を起こさぬよう監視していたというが、
そうと知っていればあんな扱いにくいガキに恵んでやったり、
狩りに付き合ってやったりしなくて済んだものを…。

すべてを見通したような目をしてやがる。
いけ好かない奴だ。

まあ、昔のよしみだ。今回も協力してやる。
ジャファルは知らんがロジュの怪力は役に立つしな。

だが、妹探しは別だ。
面倒ごとに首を突っ込むのは懲り懲りなんでな。
それにどうも嫌な予感がする…。

それともうひとつ、魔除けだかまじないだか知らんが、
そのボディペイントはどうにかならんのか?
自分にする分にはいい。だが、俺にまで泥だか木の汁だか
得体の知れないものを塗りたくるのはやめてくれ。


6日目

次はビッケ、父親が牛人で母親が人間の小僧だ。
父親は人間の姿にもなれるというので
牛のライカンスロープのようなものなのだろう。

獣人とは言っても頭に牛の耳と角を生やしただけで、
帽子を被れば人間のガキと変わりないだろう。
ただ下半身はたしかに牛のそれだな。
毛深い足の先は蹄になっているし、尻尾も生えている。

クリクリとした黒目がちの瞳は純真そのもので、
この島の探検が楽しくてたまらないといった様子だ。

こいつもロジュと同じで巨大な斧を振り回す。
この斧は母親が使っていたものらしい。
牛人だという親父のものならわかるが、母親までも怪力なようだな。

上半身にはケープを羽織り、下半身は皮製のパンツ一枚、
タトゥだろうか?腹には『猛』という字が書かれている。
親父からもらったというでかい指輪を腕輪代わりにし、
腰には皮のベルトと爺さんからもらったというバンダナを巻いている。
こいつの住む村は皆こういう格好をしているらしい。

年齢のせいなのか、田舎から出てきたせいなのか
知識はあまりないようだが、言葉はロジュよりも標準語に近い。
今はまだ無理らしいが、もう少し成長したら
完全な牛の姿に変身できるようになるらしい。

この前の大乱戦でチームを組んでみたが、
大降りでミスも多いが、力ではロジュに引けを取らないな。
今後成長したら相当な戦士になりそうだ。

ま、オレは男には興味ないからどうでもいいがな。


8日目

次はリンドウか。
正式にはベニカケリンドウといい、東方文字を使って表記するらしい。

遺跡の外で後姿を見た時、長髪を結って振袖を羽織っていたので
女だと思って声をかけたのが最初だった。
東方にそういう格好をした民族がいて、美人揃いだという話を聞いていたからな。

ところがこいつは野郎だった。
男も同じ格好をしてるなんて聞いたことないぞ。

まあ、女っぽいのは後ろ姿だけではないんだがな。
見た目17、8くらいだが、華奢な体で白い肌、
青味掛かった黒髪に細く短めの釣り眉、
切れ長の目は二重で長い睫毛を生やしている。

黙ってれば正面から見ても女と間違われるだろうし、
これで化粧でもすれば見分けがつくまい。
男でこれなら女は美人揃いというのも頷ける話だ。

羽織の下は上下共黒い服を着ているが、
これは聖グレゴリオ魔術学園の制服だという。
東方にもアカデミーのようなものがあったとは驚きだ。

一見ただの人間のようだが「死神」と呼ばれている。
「死神」という言葉がよくある仇名なのか本物のそれを指すのか知らんが
黒い瞳が銀色に変わると目が合った者の命を奪い取という噂が
まことしやかに囁かれている。

本人は人見知りが激しいようで聞いても多くを語ろうとしない。
まあ、男だとわかった以上それほど興味はないがな。


9日目

次はロクローか。
こいつのことは正直よく知らない。
面識もほとんどないしな。

こいつの家は代々使役者の家系らしい。
伝説のテイマーとやらを目指しているらしいが、
オレの見立てではまだまだ時間がかかりそうだな。

空色の髪な菫色の瞳、羽飾りのついた若草色の帽子を被っている。
一見軽い優男のようだが、女と年上には礼儀正しいようだ。
だがオレに対する口調は明らかに同等だな。
見た目は同年代に見えるかもしれんが
エルフの血が混じったオレの方が年上だというのに、まったく。


10日目

次は教授だな。
本名はミブキヨマサというらしいが皆からは教授と呼ばれている。
どこかの学園の教授らしい。

変わった生物の研究をしていて
ルッコラとチャイブというハーブの妖精を連れ歩いている。
島で拾った歩行雑草らしいが、その辺にいる野生種と比べると見た目がだいぶ違う。
特にチャイブの方は人間の娘のような外見をしていて
本当にあの歩行雑草なのかにわかに信じられない。

教授自体は眼鏡をかけた初老の紳士といった風貌だが、
性格は人なつこく驚くほど面倒見がいい。
イベント好きでことあるごとにいろいろな企画な立てている。
オレはイベントごとが苦手なので、教授がいてかなり助かってる。
教授自身も壬生研という研究室を作り、そこで怪しげな研究を繰り返している。

今日も教授の発案でオデン大会をやるらしい。
一人一品ずつ食材を持ち寄るらしいが何を持っていけばいいのか…
マンドラゴラの根や、トカゲの尻尾などのゲテモノ類は誰か持って行きそうだしな。

やはりこの「もち」がいいだろう。
ロジュのやつも「もち」を持って来そうだが、いくつあっても困るもんじゃないしな。


11日目

今日は薫子だな。
サナダカオルコ、ギルドで唯一の大人の女だ。
前に別の場所で会ったことのある影丸の姉だという。

妖艶な容貌に完璧な肉体、特に目を引くのがあの大きな胸だ。
戦いではその胸を最大の武器にして敵を葬っている。
オレも薫子とは1度本気で仕合ってみたいぜ。

涼しい顔であまり多くを語らないが、人当たりは決して悪くない。
この前大乱戦で共に闘ったのを機にいろいろ聞き出してみたが、
真田家は暗殺一家で、この島に来たのもある依頼を受けてだという。
影丸も忍術や剣術には長けていたが、暗殺者だったとはな。

さすがに依頼の内容までは聞き出せなかったが、
得意の鞭と毒、肉体を駆使して目的を達することだろう。
薫子に関してはこれからもいろいろと聞き出していくつもりだ。
そしていつか得意の”ぱふぱふ”を…な。


12日目

次は未琴か。
いや、未琴と偽ウサギ2人で一組だな。

未琴は見た目16くらいの少女だが、
時に幼かったり、大人びていたりいろんな表情を見せる。
質素な白い魔法衣姿で短く揃えた銀髪を白い花が飾っている。
その姿からもわかるように魔術の扱いに長けているが、
細工や加工といった細かい作業も得意のようだ。

未琴はいつも“偽ウサギ”という兔の人形を連れ歩いている。
“偽ウサギ”は意志を持つ人形、リビングドールの一種のようだ。
よく喋り、口が悪い。
最初は言いにくいことを偽ウサギの口を借りて言っているのかと思ったが
未琴自身が操っているわけではないらしい。

未琴との出会いはこの島がはじめてではない。
いろんな場所で出会ってきた。
世界や時間を超えたいろんな世界でだ…

言葉を交わすことも幾度となくあったのだが、
オレは未琴のことをあまりよく知らない。
最も近い存在であり、最も遠い関係なのかもしれないな。

あの淡い緑の瞳は何を見ているのか…


13日目

次はひなたあめ、だ。
セリスフィーレ王立魔道院という魔法学院に在席している16歳の人間の娘だ。
印術使いの見習いらしいが、印術というのがどういう呪術なのかわからん。

旅行記を書くためにこの島に来たらしく、財宝目当ての冒険者とは一線を画している。
まだ魔力も低く、普通の人間とあまり変わりないため何かと危なっかしい。
今はメロウや未琴と同行しているようなので一安心といったところか。

うーむ……
正直たまにギルドの集会で顔を合わせるくらいでほとんど面識がないんだ。
そういや言葉遣いもちょっと変わっているな。
ま、今回はこのくらいだな。


14日目

次は…ふん、メロウか。
暑苦しい人間の男で、槍を扱う戦士でもある。
人間の年齢はよくわからんが三十過ぎといったところか。

この島の北にはエルタと呼ばれる土地がある。
メロウはそのエルタより更に北方の出身だという。

ガキの頃はひ弱だったというが想像がつかんな。
父親も変わった奴で、強くなりたいと言うメロウを見知らぬ土地に置き去りにしたという。
そこから苦労話が始まるのだが、大して興味がないのでオレは聞いていなかった。

そんな育てられ方をすれば偏屈になりそうなものだが、メロウはなかなか陽気な奴だ。
声も馬鹿でかいしな。
最初は単独行動していたので、孤独を好むのかと思ったが全く違った。
今は名前の覚えにくい犬を飼ったり、未琴やあめ達と同行したりしている。

まあ今後もオレと組むことはなさそうだ。
あの馬鹿でかい声で耳元で叫ばれたらたまらんからな。


15日目

ギルドメンバーの最後はモコだな。
見た目は人間の娘のようだが毬藻の妖精らしい。

どこかの湖で暮らしていたらしいが外の世界に興味を持って旅に出たという。
毬藻の妖精なんて聞いたことないが、外界に興味を持って飛び出すやつってのは
どこの世界にもいるもんだな。

緑色のふさふさ髪はたしかに毬藻を連想させるが、他は人間と変わりないようだな。
まぁ服の下まで確認したわけじゃないが。
そういや、その服ってのがまた変わってるな。
白く可憐な不思議な服だ。妖精らしいと言っちゃ妖精らしいな。

おとなしく口下手のようだが、なかなか気が利く可愛いやつだ。
毬藻だけに水霊を操るのが得意で、雫の精霊を召喚できたりする。

まだまだ世間知らずなようなので、
今のうちに手取り足取りいろいろ教えてやってもいいんだが、
薫子が傍にいるうちは無理そうだな。ちっ…
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